車のタイプ

普通車でもできる?軽自動車でも快適?あなたの愛車で始める車中泊

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車中泊の魅力は、手軽さと自由さ。思い立った時に出発し、好きな場所で泊まる。

でも、「自分の車って車中泊に向いているの?」と疑問に感じているかもしれません。実は、車種によって車中泊での快適さやできることは大きく変わってきます。

軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバンなど、普段使いの車として一般的な車種を中心に、それぞれの車で車中泊をする際の魅力を詳しく解説していきます。

軽ハイトワゴン

代表的な車種:n-box、タント、スペーシア等

広大な室内空間と高い天井高

頭上空間のゆとり

軽ハイトワゴンの最大の強みは、その高い全高からくる頭上空間のゆとりです。これにより、車内で着替えをする際や、体を起こして過ごす際に、圧迫感が少なく快適です。天井までの高さがあるため、小型のランタンや扇風機などを吊るすスペースも確保しやすいです。

これは、特に長時間の滞在や悪天候で車内での活動が増える場合に、精神的なストレスを軽減する大きな要素となります。

シートアレンジの活用

多くの軽ハイトワゴンは、後部座席を前方に倒すことで、荷室と一体化した広大なスペースを作り出せます。車種によっては、前席の背もたれを倒し、後席と連結させることで、より長いフルフラットに近い空間を形成できるモデルもあります。

積載能力

見た目以上の積載量

コンパクトな外見に反して、後部座席を倒せば、大人一人が寝るスペースを確保しつつ、テーブル、調理器具、クーラーボックスなどの基本的な車中泊道具を十分に積載できます。

運転のしやすさと目的地選択

狭い道や駐車場での安心感

小回りが利き、最小回転半径が小さいのが最大のメリットです。これにより、狭い林道や道の駅の混雑した駐車場、サービスエリアでの駐車など、車中泊で遭遇しやすいシチュエーションでの取り回しが格段に楽になります。

運転に自信がない女性でも安心して運転できるため、行動範囲が広がります。

まとめ

軽ハイトワゴンは、そのコンパクトなボディからは想像できないほどの広さと、車中泊に有利な機能を兼ね備えています。

完全に本格的なキャンピングカーのような快適性は望めないかもしれませんが、適切な準備と工夫を凝らすことで、十分快適な車中泊を楽しむことができます。

何よりも、その「普段使いのしやすさ」と「維持費の安さ」は、車中泊を日常に取り入れたいと考える方にとって、大きな魅力に感じるでしょう。

軽バン

代表的な車種:n-van、エブリィ、ハイゼットカーゴ等

広大なフルフラット空間

圧倒的広さ

軽バンは、後部座席を格納すると、軽自動車とは思えないほどの広大なフルフラット空間が生まれます。この「軽自動車最大級」の荷室が、軽バンを車中泊のベース車両として唯一無二の存在にしています。

多くの軽バンは、運転席と助手席の背もたれを前に倒すことで、荷室とつながるフラットな空間を形成できます。これにより、身長の高い方でも足を伸ばしてゆったりと寝ることが可能です

広さがあるため、寝返りを打っても体が窮屈になりにくく、快適な睡眠を確保しやすいです。

就寝時だけでなく、車内で食事をしたり、作業をしたりする際も、広い空間は大きなアドバンテージとなります。雨の日や風の強い日でも、車内で快適に過ごせます。

寝床のスペースを確保しつつ、多くの荷物を車内に積載できるため、必要なものを手の届く範囲に置くことができます。

カスタマイズの自由度と拡張性

「動く秘密基地」としての魅力

軽バンは、そのシンプルな内装と広大な空間から、「動く秘密基地」をDIYで作り上げるのに最適なキャンバスとなります。

クッションフロアやフローリング材を敷くことで、車内の雰囲気が大きく変わります。

木材やアルミフレームを使って、デッドスペースに棚や引き出し、収納ボックスを設置することで、効率的に荷物を整理できます。

天井、壁、床に断熱材や防音材を施工することで、夏は涼しく、冬は暖かく、そして静かな車内空間を実現できます。これは快適な車中泊に直結する重要な要素です。

また、商用車ベースのため、内装は汚れにくく、清掃しやすい素材で構成されています。泥や砂が付いても気軽に拭き取れるため、アウトドアでの使用に適しています。

考慮すべきポイント

乗用車に比べると、乗り心地は固めで、ロードノイズやエンジン音が大きい場合があります。長距離移動では疲労を感じやすいかもしれません。

後部座席は、基本的に簡易的なシートであり、長時間の乗車には向いていません。あくまでも「荷室をメインとする」車両であると認識しておく必要があります。

まとめ

軽バンは、その「積載能力」と「カスタマイズ性」において、車中泊に最適な一台と言えます。

特に女子ソロ車中泊では、自分だけの特別な空間を作り上げることで、旅の楽しさを一層深めることができます。

多少のDIYや工夫を厭わない方、そして「自分だけの秘密基地」に憧れる方には、まさに理想の相棒となるでしょう。

コンパクトカー

代表的な車種:フィット、スイフト、ヤリス等

室内空間の確保

コンパクトカーで車中泊をする最大の課題は、限られた室内空間をいかに有効活用するかです。

多くのコンパクトカーは、後部座席の背もたれを前に倒すことで、荷室と一体化したスペースを作り出せます。このスペースを寝床として利用します。

基本的に大人一人が寝るのに適した広さです。二人での車中泊は非常に窮屈で、荷物の置き場にも困る可能性が高いです。

積載能力

計画的な荷物選定

軽ハイトワゴンや軽バンに比べて荷室が狭いため、車中泊に持っていく荷物は厳選する必要があります。

寝袋、マット、着替え、小型の調理器具、飲み水など、本当に必要なものだけをピックアップしましょう。

運転のしやすさと経済性

軽自動車に次いで小回りが利き、狭い道や混雑した駐車場での運転は非常にスムーズです。これは、特に女性ドライバーや運転に不慣れな方にとって大きなメリットです。

ハイブリッドモデルを中心に、非常に低燃費な車種が多く、長距離移動が多い車中泊でもガソリン代を抑えることができます。

まとめ

コンパクトカーでの車中泊は、広さの面で制約があるものの、その運転のしやすさ、経済性、そして普段使いとの両立という点で非常に魅力的な選択肢です。

特に「手軽に車中泊を始めたい」「たまに日帰り旅行のついでに宿泊したい」といった用途には最適です。

徹底した荷物の厳選と、車中泊用マットなどのギアの工夫で、意外なほど快適なソロ車中泊を楽しむことができるでしょう。

私はフィットで車中泊を楽しんでます

SUV

代表的な車種:RAV4、ヴェゼル、フォレスター等

走行性能と目的地選択の自由度

高い悪路走破性

SUVの最も大きな強みの一つは、その高い悪路走破性です。

最低地上高が高く、四輪駆動(4WD)モデルも豊富に用意されているため、未舗装の林道、砂利道、多少のぬかるみ、雪道など、一般的な乗用車では走行をためらうような場所でも安心して進むことができます。

これにより、より自然に近い場所(許可された場所)、景色の良い展望台、秘湯など、アクセスが困難な場所にも積極的に足を延ばすことが可能になります。

旅の選択肢が格段に広がり、より多様な車中泊体験ができます。

安定した高速走行

車重があり、重心が比較的低く設計されているSUVは、高速道路での長距離移動においても安定した走行性能を発揮します。

風の影響も受けにくく、長時間の運転でも疲労が蓄積しにくい傾向にあります。

室内空間の確保

見た目以上の空間とシートアレンジ

SUVは、外観のスタイリッシュさだけでなく、実用的な室内空間も兼ね備えています。多くのSUVは、後部座席の背もたれを倒すことで、荷室と一体化した広大なスペースを作り出すことができます。

近年のSUVは、後部座席を倒した際に、比較的フラットな荷室空間が生まれるように設計されているモデルが増えています。

一人での利用が快適

基本的に大人一人がゆったりと寝るのに適した広さですが、工夫次第で大人二人が寝られるスペースを確保できる車種もあります。

ただし、荷物の置き場所を考慮すると、一人での利用が快適だと思います。

まとめ

SUVでの車中泊は、その「高い走行性能」と「広い荷室」、そして「スタイリッシュなデザイン」の三拍子が揃っている点が最大の魅力です。

普段使いから本格的なアウトドアまで、一台で幅広い用途に対応できる万能性がSUVの大きな強みです。

特にアウトドアアクティビティと車中泊を両立させたい方、そして多少の悪路も気にせず目的地にたどり着きたい方には最適な選択肢となるでしょう。

快適な寝床作りには工夫が必要な場合もありますが、その分、行動範囲が広がり、より多様な旅のスタイルを楽しむことができます。

ミニバン

代表的な車種:セレナ、ステップワゴン、アルファード等

広大な室内空間

圧倒的な居住空間

ミニバンは、軽自動車やコンパクトカー、SUVと比較しても、頭上空間(ヘッドクリアランス)と足元空間が格段に広く設計されています。これにより、車内での移動や着替え、食事などの活動が非常に快適に行えます。

多彩なシートアレンジ

多くのミニバンは、2列目と3列目のシートを格納・跳ね上げ・スライドさせることで、広大なフルフラット空間を作り出すことができます。

車種によっては、1列目まで含めて完全にフラットになるモデルもあります。また、軽自動車やコンパクトカーに比べて、シートを倒した際の段差が少ないです。

広さがあるため、大人一人であれば非常にゆったりと、または大人二人でも十分なスペースを確保して就寝することが可能です。車種によっては、小さなお子さんを含めて家族での車中泊も現実的です。

快適性と居住性

高い居住性

広々とした室内は、就寝時だけでなく、悪天候で車内での活動が増える場合(食事、読書、ゲームなど)にも大きなメリットとなります。窮屈さを感じにくく、長時間の滞在でもストレスが少ないです。

スライドドアの利便性

多くのミニバンは後席に両側スライドドアを採用しています。

狭い駐車場や隣の車との距離が近い場所でも、ドアを大きく開閉できるため、乗り降りや荷物の出し入れが非常にスムーズです。開口部が広いため、大型の荷物の積み下ろしも楽に行えます。

静粛性と乗り心地

一般的に、ミニバンは長距離移動での快適性を考慮して設計されているため、走行中の静粛性が高く、乗り心地も良好なモデルが多いです。これにより、移動中の疲労が軽減されます。

まとめ

ミニバンでの車中泊は、その「圧倒的な室内空間」と「多彩なシートアレンジ」により、非常に高い快適性を実現できます。

特に、広々とした空間でゆったりと過ごしたい方や、多くの荷物を積んで長期滞在を楽しみたい方には最適な選択肢です。

普段使いの利便性も高く、一台で様々な用途に対応できる万能性も魅力です。適切な準備と工夫を凝らすことで、まるで「動く部屋」のような快適な車中泊ライフを満喫できるでしょう。

ゆるっと楽しみましょう

いかがでしたか? あなたの愛車で始める車中泊のヒントは見つかりましたか?

どの車にもそれぞれの良さがあり、あなたの旅のスタイルや求める快適さによって、最適な一台は変わってきます。

今乗っている愛車で車中泊を考えている方も、工夫次第で快適な空間は作れますよ。ぜひ、このブログを参考に、ゆるっと車中泊を楽しんでみてくださいね!

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