【完全ガイド】女性も安心!「ゆるっと車中泊」の始め方

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「車中泊」と聞くとハードルが高く感じるかもしれません。でもこのブログでは、本格的ではなく、肩の力を抜いて始められる「ゆるっと車中泊」の魅力を女性ならではの視点からお伝えしていきます。

もっと自由に、もっと気ままに、とっておきの非日常に飛び込んでみませんか?

車のタイプを理解して車中泊スタイルを見つけよう

軽自動車

ボディサイズはコンパクトですが、シートをフルフラットにアレンジできる車種もあります。ハイトワゴン(タント、n-box等)や軽バン(エブリィ等)は比較的室内空間が広いためおすすめです。

コンパクトカー

シートを倒しても完全なフルフラットにはなりにくく、マットやすのこなどで工夫が必要です。また、室内高が低いので車内で着替えたり、身動きをとったりする際に圧迫感を感じることがあります。

少しの段差は気にしない、または厚手のマット等で対応できる方におすすめです。

わたしはフィットで車中泊してます

ミニバン

2列目、3列目シートを倒すことでほぼ完全にフラットな就寝スペースを確保できる車種が多いです。

室内高が高く、車内での着替えや移動がしやすいです。「ゆるく」でも、しっかり快適に寝たいという方には最適解の一つです。

SUV

後部座席を倒せば、それなりの就寝スペースを確保できる車種が多いです。ミニバンほどは室内高がないため、車内での移動はやや制限されます。

悪路走破性が高く、キャンプ場や自然の中へアクセスしやすいです。

セダン

後部座席とトランクが独立しているため、フルフラットになりにくい、または狭い車種がほとんどです。 室内高が低く、 寝起きや着替えが非常に困難です。基本的には車中泊には向いていません。

まとめ

  • 手軽さ・経済性重視なら軽自動車

  • 日常使いとのバランス・少し広さが欲しいならコンパクトカー

  • 快適性・広さ重視ならミニバン

  • デザイン・悪路走破性も欲しいならSUV

ご自身のライフスタイルや、どんな車中泊を楽しみたいかに合わせて、ぴったりの一台を見つけてくださいね!

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車中泊って何が必要?初心者向け最低限グッズの紹介

おしゃれな車中泊に憧れるけど、本格的な準備は大変そう・・・

まずは「やってみたい」という気持ちを大切に、本当に最低限の準備から始めてみましょう。

快適な睡眠環境を整えるグッズ

これが一番重要です!寝心地が悪いと、せっかくの車中泊が台無しになってしまいます。

寝袋(シュラフ)または掛布団と毛布
  • 季節や車中泊をする場所の気温に合わせて選びましょう。夏でも肌寒い場所や車内はあります。最低気温が何度くらいになるかを想定して選びます。

  • 「ゆるっと」なら、自宅の掛け布団や毛布でもOKです。

敷布団・マット類
  • 車の段差を解消し、寝心地を良くする最重要アイテム

  • 厚手の銀マット、キャンプ用のエアーマット、インフレーターマットなどがおすすめです。予算と快適性のバランスで選びましょう。まずは家にある厚手のレジャーシート+座布団などでも代用できます。

  • 車種によっては、後部座席を倒した時の段差を埋めるクッションなどが必要になることもあります。

フィットの段差は100均のマットを敷いて埋めています

家で使っているものや、キャンプ用のコンパクトな枕でOK。タオルケットなどを丸めても代用できます。

プライバシーと防犯対策

安心して眠るために必要です。

窓用シェード(目隠し)
  • 外からの視線を遮り、プライバシーを守ります。車内の保温・保冷効果も期待できます。

  • 車種専用品が理想ですが、まずは汎用の吸盤タイプシェードや、厚手のバスタオル、毛布、レジャーシートなどをクリップで挟んで代用することも可能です。

手作りしている人も多いです。わたしも100均で材料を買って作りました!

明かりと充電

夜間や万が一の時に必要です。

LEDランタン・ヘッドライト
  • 車内の灯りや、ちょっと外に出る時に便利です。電池式や充電式を選びましょう。

  • 懐中電灯でも代用可能ですが、ハンズフリーになるヘッドライトやクリップで服に付けられるものが何かと便利です

100均にも売っていますね

ポータブル電源またはモバイルバッテリー
  • スマホの充電やIHクッキングヒーター等を使う場合に便利です。

  • 最初は大きめのモバイルバッテリーだけで十分です。

内部リンク

飲食関連(最低限)

簡単な食事や水分補給のために。慣れてきたらIHクッキングヒーターを使い簡単に料理するのも楽しいです。

飲み物(水筒やペットボトル)

水分補給は必須です。温かい飲み物があるとホッとします。

軽食(パン・おにぎり・お菓子等)

すぐに食べられるもの。(火などを使わないもの)

ウェットティッシュ・ゴミ袋

飲食後の片付けや、ちょっとした汚れを拭くのに重宝します。ゴミは必ず持ち帰りましょう。

その他のあると便利なもの

ブランケット・ひざ掛け

防寒対策や、ちょっとした目隠し、クッション代わりにもなります。

S字フックや洗濯ばさみ

車内に小物を吊るしたり、シェードを固定したりするのに役立ちます。

まとめ

まずは「お試し車中泊」から始めてみましょう。

いきなり高価なグッズを揃えるのではなく、家にあるもので代用しながら、自宅の敷地内や駐車場、近場の道の駅やRVパークなどがおすすめです。

実際にやってみて、何が足りないか、何があればもっと快適になるかが見えてきますよ。

わたしは景色のいい場所で車中飯から始めました。

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どこで寝る?車中泊の場所、安心して見つけよう

いざ車中泊に出かけるとなると、まず頭に浮かぶのは「どこに車を停めて、夜を過ごすんだろう?」という疑問かもしれません。

初めてだと特に、「安全なのかな?」「迷惑にならないかな?」と、ちょっと不安になりますよね。

どんな場所で車中泊ができるのか特徴や注意点などを分かりやすくご紹介していきます。

道の駅

地方創生の拠点として整備されており、地域の特色を活かした物産品販売やレストラン、情報提供施設が充実しています。

ほとんどの道の駅では、駐車場を無料で利用できます。 24時間利用できる清潔なトイレが整備されていることが多いです。

道の駅は「休憩施設」であり、宿泊施設ではありません。このため、一部の道の駅では車中泊を禁止している場合があります。

SA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)

高速道路利用者が休憩するための施設です。トイレは基本的に24時間利用できます。売店やレストランも深夜まで営業している場所が多いです。

ガソリンスタンド、シャワー施設、コインランドリーなどが併設されていることもあり、非常に便利です。

SA・PAも道の駅と同様、あくまで「休憩施設」であり、宿泊を目的とした場所ではありません。

疲労回復のための仮眠は許容されますが、長期滞在や宿泊目的での利用は推奨されていません。

RVパーク

日本RV協会が認定する車中泊施設で車中泊を快適に行うための設備が整った、有料の専用施設です。一泊2,000~4,000円程度。公共駐車場よりも駐車スペースが広く、ゆったりと車中泊できるのが大きなメリットです。

ほとんどの場所で、電源(AC100V)の供給、水道、ゴミ処理、トイレの利用が可能です。中には温浴施設を併設している場所もあります。事前予約が必要な場所が多く、計画的に利用できます。

まとめ

  • 事前に情報収集:行きたい道の駅やSA/PA、RVパークの公式サイトでルールや設備を必ず確認しましょう。

  • マナーを守る:周囲の迷惑にならないよう、アイドリングストップ、ゴミの持ち帰り、静かに過ごすことなど、基本的なマナーを徹底しましょう。

  • 「仮眠」と「宿泊」の区別:道の駅やSA・PAはあくまで休憩のための場所であることを理解し、長期滞在は避けましょう。

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車中泊の食事は、本格的な料理だけが全てではありません。まずは身構えず、手軽なものから始めてみましょう。

レトルトカレー

  • 温めずに食べられるレトルトカレー

  • 食パンやナン(市販品)

温め不要なのでそのまま食べてもいいし、スープジャーに熱湯を入れて食べるときに袋ごと入れれば温まります。

お湯が溢れないように注意です

カップラーメン

  • カップラーメン

  • 保温ボトルに熱湯を満タンに入れていく

保温ボトルのお湯をカップラーメンに注ぐ。

サラダ

  • コンビニやスーパーで売っているカット済み野菜(千切りキャベツ、サラダミックスなど)

  • 市販の使い切りドレッシング

袋に直接ドレッシングを入れシャカシャカする。お皿には盛らずそのままの方が食器も汚れずに済みます。

まとめ

最初のうちは「できてるもの」でいいと思います。 コンビニやスーパーで買ったパン、おにぎり、お弁当など、すでに調理済みのものを持ち込むのがおすすめです。

普段とは違う景色の中で食べるだけで、十分に非日常感を味わえ、心が満たされます。

車中泊の雰囲気に慣れてきたら、IHクッキングヒーターなどの調理器具を使って、簡単な料理に挑戦してみるのも醍醐味です。

道の駅などで手に入れたその土地ならではの特産品を使って調理すれば、旅の思い出がさらに深まります。

車中泊のトイレ、どうする?

女性にとって一番の不安要素となりがちなのが「トイレ」ではないでしょうか。「夜中に一人で外に出るのは怖い」「清潔なトイレがあるか不安」など、様々な疑問や心配がありますよね。

トイレに関する疑問や不安を解消し、安心して車中泊を楽しめるようポイントを押さえておきましょう。

安心の基本は「場所選び」と「事前準備」

まずは、どこに車を停めるか、そしてどんなグッズを用意するかが重要です。

清潔で安全な場所を選ぶ
  • 道の駅やSA・PA:24時間利用可能で、比較的清掃が行き届いているトイレが多いです。

  • RVパーク:有料ですが、専用施設なのでトイレの清潔さや安全性が高く、女性でも安心して利用できます。

  • 避けるべき場所:人里離れた場所、街灯が少なく暗い場所、不特定多数の人が集まるような場所は避けましょう。

「もしも」に備えるグッズ
  • 携帯トイレ:緊急時や夜中に外に出たくない時に大活躍。

  • 防臭袋・密閉できるゴミ袋:使用済みの携帯トイレなどの臭い漏れ対策に。

  • 予備のトイレットペーパー:公共トイレに備え付けがない場合や紙が切れていることがあります。

深夜や早朝など紙が切れてもすぐには補充されません。

夜間・早朝の利用は特に慎重に

  • 夜間にトイレに行く際は、できるだけ明るく、人目がある場所を選びましょう。

  • 駐車スペースからトイレまでの距離が短い方が安心です。

  • スマホを手に持って行くことで連絡手段としてだけでなく、いざという時の防犯ブザー機能なども活用できます。

  • パジャマのままでなく、サッと羽織れる上着や、足元が安定する靴を履いていきましょう。

  • 車を離れる際は必ず施錠し、戻ったらすぐにドアロックを忘れずに。

RVパークや道の駅の公式サイトをチェックし、トイレの設備等を確認しましょう。情報収集をして不安を減らしましょう。

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女性のソロ車中泊、安心のための防犯対策

車中泊の「場所選び」が何よりも重要

安全な場所を選ぶことが、一番の防犯対策です。

人目があり、明るい場所を選ぶ
  • 道の駅やSA・PA:24時間利用可能で照明があり、人の出入りが適度にある場所を選びましょう。

  • RVパーク:有料ですが、防犯カメラや管理人、ゲートなど、セキュリティ対策がしっかりしている場所が多いので、安心して過ごせます。

避けるべき場所

人気のない真っ暗な場所: 公園の片隅、山奥の駐車場など、人目が全くない場所はトラブルのリスクが高まります。

「見せない」「近づかせない」ための車両対策

車内を外部から見えなくし、不審者が近づきにくい状況を作りましょう。

窓用シェードで完全に目隠し

外から車内が見えないように、窓用シェードやカーテンで全ての窓を完全に覆いましょう。

プライバシー保護と同時に、中に人がいるのか、どんな荷物があるのかを特定されにくくします。

ドアロックは確実に

停車したらすぐに全てのドアをロックする習慣をつけましょう。寝る前には再度確認し、ドアが開かないことを確認してください。

「いざという時」のための個人対策

万が一の事態に備えて、準備をしておきましょう。

スマホを防犯ブザーに活用
  • スマホに防犯ブザーアプリをインストールしたり、iPhoneの「緊急SOS」機能を設定したりしておきましょう。

  • 寝る時は、手の届く範囲にスマホを置いておきましょう。

すぐに発車できる準備

寝る時も、すぐに運転席に移り、エンジンをかけて発車できるような状態にしておきましょう。運転席周りに障害物を置かないようにしましょう。

自分の直感を信じる

「なんか嫌な予感がする」「居心地が悪い」と感じたら、その直感を信じてすぐに場所を移動しましょう。無理して危険な場所に留まる必要はありません。

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車中泊の騒音トラブルと対策

道の駅やSA・PAでは、様々な音が夜間に発生しやすく、睡眠を妨げることがあります。

  • 大型車のエンジン音・アイドリング音

  • 車の出入り・ドアの開閉音

  • 他の利用者の話し声・物音

などがあげられます。

快適な睡眠のための改善策

騒音トラブルを避けて、ぐっすり眠るための改善策をご紹介します。

場所選びを工夫する
  • SA・PAでは、大型車の近くは避け、できるだけ他の車の出入りが少ない駐車位置を選びましょう。

  • 静かな場所にある道の駅を選ぶのもポイントです。事前に口コミなどを調べてみましょう。

  • RVパークは車中泊専用に設計されているため、静かで安心できる環境が整っていることが多いです。

騒音対策グッズを活用する
  • 耳栓・ノイズキャンセリングイヤホン:これが最も手軽で効果的な対策です。高性能な耳栓や、周囲の騒音を打ち消してくれるノイズキャンセリング機能付きイヤホンがあると、驚くほど静かに眠れます。

  • 窓用シェードの活用:光を遮るだけでなく、窓用シェードは音をある程度遮断する効果もあります。隙間なくぴったりとフィットするものを選ぶと、より効果的です。

これらの対策を少しずつ試していくことで、静かで安心できる車中泊が楽しめると思います。

さあ、あなたも「ゆるっと車中泊」へ!

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

「車中泊」と聞くと、最初は少し構えてしまうかもしれません。でも、ご紹介してきたように高価なものがなくても、火を使わないお手軽な食事でも、安全に楽しむための工夫はたくさんあります。

いつもとは違う場所で過ごす時間は、きっと日頃の疲れを忘れさせてくれる、最高の非日常体験になるはずです。

このブログを通して、少しでも「私にもできるかも」「車中泊、ちょっとやってみたいな」と感じていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

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