電源確保はこれで安心!車中泊を快適にするポータブル電源の選び方

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車中泊、キャンプ、アウトドア活動、さらには災害時の備えとして、いまや必需品となりつつあるポータブル電源。
たくさんの種類があって「どれを選んだらいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、あなたの使い方に合わせたポータブル電源の選び方を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
Contents
ポータブル電源は容量が小さいタイプほど低価格で軽量・コンパクトになり、容量が大きいタイプほど高価で重く、サイズも大きくなります。
ポータブル電源を選ぶ前に知っておきたい基本用語
ポータブル電源選びの際によく目にする、重要な3つの単位を理解しましょう。
ワットアワー(Wh):容量
- 「どれくらいの時間、電気を供給できるか」 を示す単位です。ポータブル電源のバッテリー容量の大きさを示し、数値が大きいほど長時間、多くの電力を供給できます。
- 計算例:100Wh のポータブル電源は、100W の家電を1時間使用できます。
ワット(W):出力
- 「どれくらいの消費電力の家電を動かせるか」 を示す単位です。ポータブル電源が同時に供給できる電力の最大値を示します。
- 例えば、500W の出力があるポータブル電源なら、500W までの家電を動かせます。使用したい家電の消費電力(W)がポータブル電源の出力(W)を超えていると、その家電は使えません。
ボルト(V):電圧
- 電気を押し出す力。日本の一般的な家庭用コンセントは 100V です。ポータブル電源から供給される電圧が家電と合っているか確認しましょう。(通常は AC100V 対応ですが、念のため確認)
【容量(Wh)】あなたの「やりたいこと」に必要なパワーは?
まずは、どんな家電を、どれくらいの時間使いたいのかを具体的にイメージし、必要な容量を割り出しましょう。
【容量の目安と主な使用例】
〜 300Wh 程度:気軽に持ち運びたい、スマホ・PC充電がメイン
- 最適なシーン: 日帰りアウトドア、デイキャンプ、短期の車中泊、非常時のスマホ充電
- 使える家電の例: スマートフォン(約20〜30回充電)、ノートPC(約3〜5回充電)、小型LEDランタン、USB扇風機
- こんな方におすすめ: とにかくコンパクトさを重視したい方。最低限の充電ができればOKという方。
300Wh∼700Wh 程度:一泊二日のキャンプや車中泊、少し家電を使いたい
- 最適なシーン: 一泊程度のキャンプ、週末の車中泊、防災用として
- 使える家電の例: 上記に加えて、電気毛布(弱設定で一晩)、小型冷蔵庫(数時間)、電気ケトル(数回)、ポータブルプロジェクター
- こんな方におすすめ: 快適性を求めつつ、持ち運びやすさも重視したい方。
700Wh∼1500Wh 程度:連泊や高出力家電も使いたい、本格的な車中泊やキャンプ
- 最適なシーン: 連泊キャンプ、長期の車中泊、災害時の主力電源
- 使える家電の例: 上記に加えて、IHクッキングヒーター(短時間)、ヘアドライヤー(短時間)、炊飯器
- こんな方におすすめ: 車中泊で調理もしたい、家電を普段使いに近い感覚で使いたい方。
1500Wh 以上:電力消費量の多い家電を長時間使いたい、本格的なオフグリッド生活
- 最適なシーン: 長期にわたるオフグリッド生活、災害時の大規模な電力供給
- 使える家電の例: 冷蔵庫(長時間)、電子レンジ、エアコン(種類による)、多くの家電を同時に使用
- こんな方におすすめ: 大人数での使用、電力に一切の不安を感じたくない方。
【容量計算のコツ】
- 使いたい家電の消費電力(W)を調べる。 (家電の裏や説明書に記載されています)
- 各家電の1日の使用時間(h)を想定する。
- 「消費電力(W) × 使用時間(h) = 必要なWh」 を計算する。
- すべての家電の必要なWhを合計する。
- 安全を見て、計算結果の1.2倍〜1.5倍程度の容量を選ぶ と安心です。(充電ロスやバッテリーの劣化を考慮)
【出力(W)】その家電、動かせますか?
次に重要なのが、ポータブル電源の最大出力です。
- 使用したい家電の中で、最も消費電力の大きいもののW数を確認しましょう。
- ポータブル電源の最大出力が、その家電の消費電力を上回っている必要があります。
- 例えば、1200W のヘアドライヤーを使いたいのに、1000W 出力のポータブル電源では動きません。
- 複数の家電を同時に使う場合は、同時使用する家電の消費電力の合計が、ポータブル電源の最大出力を超えないように注意しましょう。
【充電方法】どこで、どうやって充電する?
ポータブル電源の充電方法はいくつかあります。使用環境に合わせて確認しましょう。
- ACコンセント(家庭用コンセント): 最も一般的で高速な充電方法です。事前に自宅で満充電にしておきましょう。
- シガーソケット(車載充電): 車の走行中に充電できるため、車中泊での移動中に効率よく充電できます。ただし、停車中の長時間の使用は車のバッテリー上がりの原因になるため注意が必要です。
- ソーラーパネル: 太陽光で発電するため、コンセントがない場所でもエコに充電できます。別途ソーラーパネルの購入が必要ですが、災害時や長期滞在時に非常に役立ちます。
- USB-C PD(Power Delivery): 一部のモデルは、USB-Cケーブルを使った高速充電にも対応しています。小型モデルに多い機能です。
【搭載ポートの種類と数】使いやすさの決め手!
あなたの持っているデバイスや使いたい家電に合わせたポートが十分にあるか確認しましょう。
- AC出力ポート(コンセント): 家電を直接差し込める 100V コンセント。数と形状(2穴、3穴)を確認。
- USB-Aポート: スマートフォンやタブレットの充電に。急速充電(QC)対応かどうかも確認。
- USB-Cポート: ノートPCや最新のスマートフォン、タブレットの充電に。PD(Power Delivery)対応だと高速充電が可能です。
- DC出力ポート(シガーソケット、DCジャック): 車載製品や一部の家電に使われます。
その他のチェックポイント
- 安全性: PSEマーク(電気用品安全法適合)はもちろん、過充電、過放電、過電流、短絡保護などの安全機能が充実しているか確認しましょう。信頼できるメーカーを選ぶのが一番です。
- パススルー充電: 充電しながら給電できる機能です。ソーラー充電しながら家電を使いたい場合に便利です。
- 重量とサイズ: 持ち運びやすさを左右します。特に車載する場合は、収納スペースに収まるか確認が必要です。
- 充電サイクル寿命: 何回程度フル充電と放電を繰り返せるかの目安です。回数が多いほど長く使えます。(リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは長寿命で人気です)
- 保証期間とサポート体制: 万が一の故障に備え、長期保証や充実したサポートがあるメーカーを選ぶと安心です。
- ディスプレイ表示: 残量、出力、入力ワット数などが分かりやすく表示されるか。

充電時間の速さもチェックしましょう!
ポータブル電源選びは、あなたの「どんな時に、何を、どれくらい使いたいか」を明確にすることが成功の鍵です。
- 用途と必要な容量(Wh)を具体的に洗い出す。
- 使いたい家電の最大消費電力(W)を確認し、出力が足りるかチェックする。
- 充電方法や必要なポートの種類を確認する。
- 安全性や保証など、その他の要素も比較検討する。

電気の必要量に応じて考えましょう。
購入する際は、シミュレーションして、それに合った出力・容量のポータブル電源を選びましょう。
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